~あらすじ~

京の都から笠置山にやって来た主人公の烏羽玉。
その理由は歴史上の大事件「元弘の変』にまつわる事柄からだった。

美しい主人「恋志姫」と共に笠置についた烏羽玉は姫の病治癒のため伊勢神宮に向かうことに。その途中である出会いがまっていた「俺の名は烏羽玉だ」「アタシはこの森に棲んでるあやかしさ」この奇妙な出会いが烏羽玉の運命を大きく変えて行く。

時は流れ、世は平成となった頃、笠置山は再び注目を集める。そんな中一匹の猫がやって来る。「僕は笠やんと呼ばれています。只の猫です。」この猫もまた主人公に大きな影響を与えることになる。

そして物語は時間軸を渡りながら少しずつ本質に触れて行き、色々な謎が判ってくる。主人公の烏羽玉は一体どんな時間を過ごしてきたのか、そして彼は何者なのか?「ご当地キャラクター笠やん」の核心にもせまるファンタジー小説「笠やん外伝~烏羽玉~」乞うご期待。